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「あすか、大丈夫だ。クラスのヤツだぞ。」
私は、そっと覗いてみた。
「あっ、わかった!栄ちゃんの後ろの席の人!で、そんな人が何の用?」
私は男子と少し距離をとって栄太の隣に並んだ。
栄太が何か話そうとしたが男子はそれをとめて話しだした。
「俺は、栄太の後ろの席の人じゃなくて塩川優真(シオカワユウマ)。それから、お前本当にこの前のこと覚えて無いのか?」
この前?
私、この人となんかあったかな?
話したのも初めてなんだけど…
「えーと、この前って何?私、何かしたっけ?」
失礼とは思ったが聞いてみた。
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