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「覚えてないみたいだな。お前は、この前誘「ストーップ」
栄太が止めてきた。
「栄ちゃんなにするの!塩川君と話してたんだけど。」
「ゴメンゴメン。優真、ちょっといいか?」
「ん?いいけど。」
「あすか、そこにいて。」
「わかった。待ってる。」
「優真、来い。」
二人は私から少し離れた。
「優真、なんでお前誘拐のこと知ってるんだよ。誰にも話してないぞ。」
「だから、俺があいつを助けたの!!恩人って言っただろ?」
「それはちょっと変なんだって。実はあすかは男性恐怖症で俺以外の男に触れない。」
「でも、あいつ男に手を捕まれてたけど平気そうだったぞ。」
「それはあすかの気が強いからだ。あすかは気さえ張ってれば男に触れる。すごく気持ち悪いらしいが。」
「そうだったのか。話はもういいか?行くぞ。」
「しょうがない、あすかに話していいぞ。あすかも助けてくれた人を探してるみたいだしな。」
「サンキュー。」
あっ、二人の話が終わったみたい。
「あすか、優真から話があるそうだ。」
栄太がそう切り出してきた。
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