第1章

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今日は始業式。 何でもできる私が遅刻なんてありえないでしょ。 「おはよー!あすか~。こんな時間に珍しいねー。」 「余計なお世話だ。私だって寝坊くらいする。」 今の人が、私の変な友達の1人。 青葉遥奈(アオバハルナ)。 私と同じチビ。 でも、メガネっこで運動神経悪し。 頭はいい方。 まっ、私の方がいいけどねー。 「んっ?あすか、誰と話してんの?」 「何でもない。独り言。」 普段は天然のクセに変な所だけ勘がいいんだから。 青葉遥奈、侮れん。 私達は適当に話しながら駅まで歩いていった。
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