第八章

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「…お待たせ。」 ジュースとお菓子を持って部屋に戻ると、体育座りして落ち込んでますオーラを放つ尚吾さん。 …俺も疲れてんだけどな。ったく。 仕方ないなぁ。 テーブルにオボンを置き、尚吾の隣に座り寄りかかる。 「何時まで落ち込んでんの?」 「…俺、不自然過ぎた…お姉さんに変な奴って思われたよな?」 …まぁ、あの人は勘が鋭すぎるから大丈夫だとは思うけどな。 ニヤニヤしてたし。 「大丈夫だって。気にしないで良いよ。…つか、変な奴って思ってたら俺が許さないし」 な?と身体を少し離し顔を覗き込むと、手の甲で口を隠し顔はみるみる紅く染まっていく。 「…それ天然でやってんの?」 …え?意味分かんないんだかけど。 首を傾げると、溜め息を吐かれた。何だよ!言ってくれないと分かる訳ねぇじゃん。 「何だよ!溜め息なんか…」 文句の一つでも言ってやろうと思ったら、グイッと後頭部に手を回したと思ったら引き寄せられ キスをされた。 「んなっ!何して!」 「ふん。あんな可愛い顔するのが悪いんだ。バカ」 、
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