第八章

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顔を隠す手を剥がすと、真っ赤な顔に涙目に上目遣い…恥ずかしさで歪んでいる顔。その全てに欲情する。 可愛すぎて本当…俺をどうしたいんだか。こいつ。 胸きゅん通り越して、心臓破裂する勢いだ。荒くなった呼吸もそのままに、要の唇を貪るようにキスをする。 「んっ、はぁ、!激しっ」 グチュグチュと咥内を犯す。苦しさから歪む顔にまた興奮する。 俺ってこんなに変態だったっけ?と感じずにはいられない。 そして、キスをしたままズボンに手を入れると熱を帯びた要の物に直接触れる。 「ふぁっ、ぁっ、やぁっ」 触れた瞬間ビクビクと腰が浮く。 もう直ぐにでも出てしまいそうな勢いだ。 甘く漏れる声。小刻みに揺れている腰につい笑みが漏れる。 今、こんな風に要を抱いているという現実。そしてこんなに感じてくれている要に安心したのもある。 「こら、自分で動くな。ちゃんと気持ちよくしてあげるから」 「ぁっ、ぁっ、ッッ!だって…勝手に動くから仕方、無い、じゃん」 上下にゆっくり扱くとさらに溢れ出る蜜と、部屋に広がる卑猥な音。 五感全てが要を感じ、もう俺も我慢出来なくなっている。 「はぁ、ぁんっ、ぁッッ、もう出るっ」 ブルブル震え達しそうな所を、ギュッと要の物を握りしめる。 「やぁっ、な、んでぇ」 、
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