第十章

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「あ…そう言えば昨日叔母さんから連絡あったぞ?」 リビングに行き待ってくれていた尚吾と朝食を食べていると、思い出したように尚吾が口を開いた。 …ん?母さんから? あ~、そう言えば昨日バイト終わりに携帯みたら着信あったな。 「昨日帰って来たの夜中だったから、そう言えば折り返して無かったな」 そう伝えれば呆れ顔の尚吾。 …疲れてたんだから仕方ないじゃん。 あ、ちなみに 居酒屋のバイトをしている。 尚吾はガソリンスタンドだけど。 「何か、話したい事があるって言ってたぞ?」 「…ふ~ん。分かったサンキュ」 嫌な予感しかしねぇ。だって 姉貴からも着信あったんだよな。 昼頃電話してみるか。 その後、食器を片付け二人一緒に家を出て大学に向かった。 ━━━━━━… 、
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