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ー~~!
ん、何だろう。何かの話し声…?
フワフワした思考が徐々にクリアに聞こえてくる。誰かが話して居るようだ
「なに、…どうしたの?」
寝起きの為か若干掠れる声。
中々開こうとしない瞼を擦りながら目を開けると、目の前には自身を見下ろす直哉の顔
…ちょっと待って、情報処理出来ない
え、これどんな状況
「…あ、起きたのか。悪ぃ、電話した」
「直哉…?え?」
混乱し必死に情報処理する俺に、苦笑いしながら
「気分悪くねーか?」
と言いながらゆっくり労わるように手が軽く頭に触れ撫でられる。
頭に伝わる熱い手のひらの熱い感覚。
…やっぱりコレって直哉に膝枕されてる!?
状況を理解しガバッと起き上がろうとするが、バランスが崩れ地面に落ちてしまった。
「あ、おい!」
「ったぁ、」
もうイヤだ…恥ずかしい。
「なにやってんだよ…危ねぇだろ」
呆れた様な声が痛がる声と重なって聞こえる。さっきの事を思い出して、一気に顔に熱が集まり今はきっと真っ赤になっている事だろう
首元まで暑くて…体育座りして首、顔を隠すように足元に顔を隠す。
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