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「…泣いてんの?大丈夫か?要」
心配そうな声。
…分かった。
こいつと居ると、安心するもう1つの理由。
こいつが…直哉ににてるからだ。
友達想いな所とか、心配性な所とか。
「泣いてない。馬鹿か」
って言っても、もうバレバレで尚吾が近付いてくるのがわかる。
こんな事で、泣くなんて恥ずかしすぎる!!!
枕に顔を埋めたままでいる俺に、横からプッと笑う声が聞こえた。
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