第一章

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「…泣いてんの?大丈夫か?要」 心配そうな声。 …分かった。 こいつと居ると、安心するもう1つの理由。 こいつが…直哉ににてるからだ。 友達想いな所とか、心配性な所とか。 「泣いてない。馬鹿か」 って言っても、もうバレバレで尚吾が近付いてくるのがわかる。 こんな事で、泣くなんて恥ずかしすぎる!!! 枕に顔を埋めたままでいる俺に、横からプッと笑う声が聞こえた。 .
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