第二章

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「変わった女」 --キーンコーンカーンコーン……-- ちっ。もう昼休み終わりか。 教室に戻るため、立ち上がると麗香も、携帯をスカートに入れ立ち上がる。 あー…やっぱり、屋上はきたねぇから、ズボンが直ぐ汚れちまう。 立ち入り禁止だから、仕方ねぇけど…掃除くらいしろっての。 土汚れをはらってると、麗香が口を開く。 「変わってなんてないわよ。好きだから、側に居たいと思うの変かしら?」 好きだから側に居たいと思う…ねぇ。 「さぁな。…されてるこっち側としては迷惑だけどな」 「もー!!ほんっとう意地悪なんだから」 そこまで、好きになったことが無いから、よく分からないが…まぁ悪い奴じゃないんだけどな。 別に、彼女なんて欲しいとは思わない。五月蝿いだけだし。 友達さえ、居てくれればそれで良い。 …馬鹿要 .
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