第二章

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「…部活久々に行こうかなぁ。」 「あぁ…サッカー部だもんな。一応」 「一応言うな。」 規則で、一蘭高校は生徒は全員、なにかしら部活に入らないといけない。 だから、一応中学もしてたサッカー部に入ったは良いけど 中学に比べると、上下関係がさらに厳しく、あまり馴染めず二週間程で幽霊部員に、なってしまった。 因みに尚吾はバスケ部。バスケ部はあまり、上下関係は厳しくないみたいで、羨ましく思う。 「はぁ…どうしよう」 「…要?」 「ん~?」 「喋り方が、可愛く思うの気のせいかね?」 …あ。 気を付けてたのに!! 「顔あかっ!!…ブッ!!??いてぇ!!」 赤面した顔をモロ直視され、思い切り枕を尚吾の顔にぶん投げる。 「見んじゃねー馬鹿」 理不尽に要に切れられ、訳の分からない尚吾は、鼻を擦りながら、頭の上にハテナを浮かべていた。 .
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