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「…部活久々に行こうかなぁ。」
「あぁ…サッカー部だもんな。一応」
「一応言うな。」
規則で、一蘭高校は生徒は全員、なにかしら部活に入らないといけない。
だから、一応中学もしてたサッカー部に入ったは良いけど
中学に比べると、上下関係がさらに厳しく、あまり馴染めず二週間程で幽霊部員に、なってしまった。
因みに尚吾はバスケ部。バスケ部はあまり、上下関係は厳しくないみたいで、羨ましく思う。
「はぁ…どうしよう」
「…要?」
「ん~?」
「喋り方が、可愛く思うの気のせいかね?」
…あ。
気を付けてたのに!!
「顔あかっ!!…ブッ!!??いてぇ!!」
赤面した顔をモロ直視され、思い切り枕を尚吾の顔にぶん投げる。
「見んじゃねー馬鹿」
理不尽に要に切れられ、訳の分からない尚吾は、鼻を擦りながら、頭の上にハテナを浮かべていた。
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