第三章

9/18

1455人が本棚に入れています
本棚に追加
/202ページ
尚吾と遊べば、きっと楽しく気兼ねせ遊べるだろう。 でも、きっと直哉と彼女の事が気になって仕方ないだろうな。 グルグル色々な事を考える。 …ってか!俺どんだけ乙女思考なんだよ!まじ、キモイ!! いきなり、頭をグシャグシャとし始める乗客に運転手は、見てみぬ振りをして駅まで向かう。 ーーーーーーーーーーーーーー 二時間後 …あぁ。着いてしまった。見慣れた景色を眺めながらため息が漏れる。 もっと遅く着いて良かったのに。新幹線とか文明の発達余計だろ。 と、訳の分からない愚痴を思いながら携帯を取り出す。母さんから【駅に着いたらメールして☆】と来ていた為、渋々メールを打つ。 …やっぱり今日は尚吾と遊ぼう。 直哉とは、会えるようになって遊べば良いだろう。やっぱりまだ会えそうに無い。 そう決心して、母親にメールを送り尚吾のアドレスを開く。 直哉断ったら怒るだろうな。出来るだけ会わないようにしないとな。 そう決心したのに… 「…要!!」 どうして… 何で… お前は現れるのかな。 「直哉…」 俺の好きな奴。 、
/202ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1455人が本棚に入れています
本棚に追加