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前から体格のいいﾏﾏﾁｬﾘの似合わない学生がくる
‥ﾅﾝや、アイツ同じ制服やん 見たことあんで‥
すれ違いざまに
一瞬 目が合った
気がした‥
自転車を止め、後ろを振り向く。
藤（今、はっきりと睨んでたよな）
井（あっ‥アイツあん時のおもろい奴や）
今度はしっかり瞳を捕らえられた。
‥うっわぁー！最悪や！止まらんかったら良かった
絶対に絡まれるわー！
井「‥たこ焼き食いに行かへん？」
藤「‥おっ‥‥おん‥行く‥」
余りに自然に話し掛けられて 拍子抜けしてしまった。
ﾆｶｯと白い歯を見せて笑う。
日焼けした肌に眩しい笑顔‥‥
‥ｱｶﾝやん むっちゃ可愛いやんか‥
って 俺おかしいやﾝ‥相手は男やﾝ‥‥
何でﾄﾞｷﾄﾞｷすんやろ‥‥
井「何してんねん！早よーー！ほってくで！」
藤「‥ちょっ‥待てや！」
明らかに顔が赤いと思うねん‥
俺 大丈夫やろか‥‥
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