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あぁーァ‥、日曜日やったら良かったのにな。
家に行けるやン。
ピンポーンッ! ガチャッ!
「なんや、どないしたン?」
「イヤ‥ちょっとな、コレ、渡したかってン。」
「何?チョコやン!わざわざありがとう!」
「おんっ、食べてな‥。じゃァ‥また」
「チョッ‥俺駅まで送るから‥」
とかゆうて、近くの公園なんかによってさ‥
「ごめんな、俺用意してないから半分こしょ。」
膝の上で包み開けて、
「食べさせちゃるから、アーン‥‥」
ほんでやな、俺が指までパクってくわえると、
「アンッ!///‥ 指はァ‥アカンって‥」
真っ赤になった、たかちゃんが
「ァ‥藤原食べたの一個しかない‥」
食べたかッたのになァ‥って拗ねたりしたら
「半分あげよか?」ってゆうて、口移しするのに‥
「‥美味しい?‥」って訊いて、
「///‥こんなちょっとやと、わからへん‥」
ほんでやな、小さい声で
…も一回‥して、‥短いのは‥いややァ‥
おっ! 理想的やわぁ…!
机に座ったままのアイツを眺めながらぼんやり考えていた。
終____
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