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「あっ、俺な今日は家でられへんねん。」
「えぇーー!何やねんそれ‥早ょゆえや。」
話を聞いてみると、‥‥両親が泊まり掛けで出掛けているらしい。そこから荷物が届くので家で待っているところらしい。
「‥せやから、お前やぁ。今から家来る?それか、一旦帰って学校の準備してから家来る?‥どっちでもええで。」
悪戯っぽい声がして、
意外な言葉に一瞬思考が止まった。
‥えっ?どっち選んでも家に行けるやん。けど。‥///‥と‥とっ‥泊まりたいーーー!!
「とっ!泊まってもええの?」
声が裏返る。
「ハハハ‥‥ええで、誰も居らんし、気ィ遣わんでかまへんから。‥じゃ、待ってんで。」
返事する前に切られてしまった。
ニヤける顔を抑えつつ、俺は言われた通り一旦帰って荷物をまとめて、井本の家に急ぐ。‥‥
「‥にしても、もっと早ょ連絡してくれたらええのに‥」
悪態をつきながらも嬉しくて口元が綻ぶ。
‥アカン、ニヤけてしまう。///‥
なんか、恋人ン家泊まるみたいやん。‥?
イヤイヤ、《仮》とは言え、恋人ですからー!
‥そっ、そやよなぁ、恋人やン‥
ヨッシャァーー!!今日は、バシッと《仮》を取っちゃるでぇー!
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