Keyword‥4

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「おん!かじゅくんはいつもわりゃっててや。‥ちんどい‥ウウン、しんどいときはゆうてや。たかちゃんもいのもともじゅっとしょばにおりゅから。」 「‥!?‥おん、ありがと。‥帰ろか。」 「おん!」 二人、自然と手を繋いで帰った。 帰り道で俺はボンヤリと ‥井本は、今回溜め込んでたんやなくて俺を心配してたんや。やから、合鍵使って家に来たんや。  たかちゃんが素直に俺に教えてくれる。 ‥たかちゃんって一体どうなってンねん。 横目で見ると視線に気付いたのかニカッと笑い、 「かえったらかしわもちたべよな。」 「せやなぁ。」 ‥考えてもしゃぁない。 ‥折角の休みや、たかちゃんとゆっくりしよか 「かじゅくん、いちごもうたべれりゅ?‥」 上目使いで聞いてくる。 「まだちっちゃいな。もっと水あげなアカンかも。」 「たかちゃん、かえったらおみじゅあげょ。たのしみやな。かじゅくん、たのしみがいっぱいやな。」 「せやなぁ。‥楽しみを見つけられるたかちゃんは凄いな。」 クシャクシャの笑顔で答えると、 せやろ‥と、井本のドヤ顔で笑った。 終  
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