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ガチャ‥‥
「たっだいまぁー!」
誰も居らへんのに元気よく靴を脱ぎ散らかし中に入って行く、たかちゃん。
「はい、お帰り。」
返事をしながら靴を揃えて中に入って行く、俺。
「たかちゃん?手を洗わなアカンで、あと、ウガイもしてや。」
「はーい!」
‥ええ返事やね。
一先ず荷物をテーブルに置いて洗面所へ。
‥かしこにウガイしてんやろか?
見ると、
「グァ‥ごぅぁ、グァ‥ガラガラぁー‥グァ。」
‥豪快やな、口の端から垂れてますがな
‥顎を伝って首筋に流れて、
ある意味‥‥エロっ。
「かじゅくん、できたよ。」
こっちを向いてニカッと笑う。
‥///、アカン、たかちゃん相手にそんなん考えたら‥取り返しつかんようになるで、
不純な考えを追い払いながら、タオルで口元と喉を拭いてやる。
「上手に出来たな。」
「ちゅぎは、かじゅくんやょ。みといちゃるから、どうじょ。」
「はぃ。たかちゃん見てんでも大丈夫やで。」
手を洗いながらゆうと、
コップに水を入れて手渡してくる。
「どうじょ。かじゅくん。」
「あっ‥ありがと。‥」
口に含み上を向いてガラガラぁとし出すと、
いきなりわき腹に
「うりゃっ!」
指で突っつく。
「ブフォっ!‥」
「アハハ、かじゅくんウガイしゅっぱいやぁ。」
笑いながら逃げて行く。
「たかちゃん!何すんねんな。」
追いかけると嬉しそにキャッキャと笑う。
「やって、かじゅくんのこちょこちょしてってゆうてたで。」
「ゆうてへんやろ!‥たかちゃんもこちょこちょすんで。」
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