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部屋にて‥‥
後輩も帰り玄関に鍵をかけ二人でソファに座る。
勿論、井本は俺の膝の上に横向きに‥‥いわゆる、お姫様抱っこの状態。
「‥お腹すいてるやろ。飯にするか?」
「ンッ‥手はどうする?取れへんかったら‥」
不安げに俺を見つめる。
「ええンとちゃう?俺、井本とやったらこのままでかまへん。‥‥」
「‥俺、いやや‥‥」
「何で?一緒に居るの嫌か?‥」
双眸が歪んでしまう。
俺の頬に手を置き、そんなんとちゃうから‥と唇を撫でる。その指を甘咬みすると、トロンとした眼差しで俺の名前を呼ぶ。
「ンッハァ‥‥痛いッ‥ンッ‥‥」
「クスッ‥痛いの好きやもんな‥‥なぁ、何で嫌なん?ゆわなこのまま‥‥咬みきってみよか?‥」
低く囁くようにゆうと、井本の身体がゾクゾクッと捩るのがわかる。
口元から熱い吐息が止まらない。
力をゆっくりと加えていく。
「グッ‥‥ンッハァ‥ヤァッ‥藤ッ‥原ァ‥‥」
完全に俺に持たれかかりされるがままに甘い声を出す。
「‥何でかゆわな‥‥」
「やって‥‥両腕、で‥ギュッてして‥‥ンッ‥もらわ‥れ‥‥へんからッ‥ンッ‥‥ヤッ‥咬まんッ‥とってやぁ‥‥」
切なく懇願するのを見てるだけで、加虐心が湧いてくる。
抵抗すればええのにされるがままで、指を‥俺の口元を見つめている。
ゆっくり咬む力を抜いて、舌先でチロチロと指を舐めると、
「ァ‥‥」
堪えきれず俺の口元に唇を寄せてくる。
そのまま重ねようとするが、俺が指を咥えたまま顔を上げると目の前の俺のうなじに唇を這わす。
「‥な、‥我慢ッ‥でけ、へんからァ‥‥ギュッて‥‥してや‥‥」
「クスッ‥しゃぁないなぁ。‥‥」
太股を撫で上げ既に硬くなっているモノをキツいめに握る。
「アッ、‥‥ちゃう‥ンッ‥‥抱ァ‥きィ締めェ‥‥て‥」
「ン?ギュッてしたってるやん。‥‥嫌なん?
そんなわけないよな、‥こんなんなってるし、脚開いてるし、‥クスクス、腰‥‥動いてんで‥」
「‥ちゃ‥‥うンッ‥‥から‥」
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