たかちゃんとフジワラ

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‥わかりました。でも‥‥その‥やり方が‥‥ 「「はぁーー!??」」 二人揃って変な声が出る。 ‥すいません。俺達、キ‥スしかしたこと無いんで‥‥出来れば教えて頂けたら‥‥ 呆れた顔でため息をついた一裕が、 「しゃぁないな。‥俺らは貴史は 受けやけどぉッて!!いったぁー!」 「アホかぁー!何の説明や。このボケ!」 思わず拳で殴ってしまい手が痛い。 「貴史‥‥痛すぎ‥‥」 「ノウノウとハズイ事ゆうからじゃ!」 「しゃぁないやんけ。説明したらな‥‥」 頭を擦りながら俺をみる。 ‥すいません。俺がたかちゃんを抱きます。‥ ‥ぅん、俺‥‥フジワラに‥‥ 二人揃って恥ずかし気もなくゆう。 「ほらぁ~、もう貴史は黙っててや。‥それでやな、大体は知ってんやろ?仲良ぉして気持ちええ事したらええねんやから。‥」 嬉しそに、嬉々として話し出す一裕。 「‥それで肝心なんは、おし‥りぃ、いっ‥‥止めろどつくな!」 横で仁王立ちしてる俺にビビる一裕。‥ 「かぁーずぅーひぃーろぉおーー!」 「ごめん。‥ええっと、じゃぁ一寸俺の身体に入って、意識読んでくれるか?」 「最初から、そぉぉーせいやぁー!!」 バッコーン! やっぱりどついてしもた。‥ ‥クスクス、貴史さんッて、凄いンや。ホンマに一裕さんに大事にされてんやな。 「そんな事あらへん。フジワラの方がお前の事大事にしてんで。ずっとお前の傍から離れへんやん。‥‥お前しか見てへんし。‥」 ‥ぅん、けど俺の我が儘のせいでフジワラが‥事故ったとしたら‥‥ 「ちゃう!そんな風に考えたらアカン。‥そんな考えは棄ててしまえ!ええなっ、フジワラに対して失礼や。‥今かてお前の為に必死になってんのに‥‥なっ、フジワラを全身で感じたらアホな事も思わんようになるから‥‥」 ‥はい、‥貴史さんありがと‥
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