ツィート しまくりッス!

2/3

71人が本棚に入れています
本棚に追加
/384ページ
「あのな‥アンマリ期待したらアカンで‥  そんな簡単に誰も返してくれへんで‥」 井本の心配そうな声。 「解ってるよ ええねん やりたかってん」 それは変わらない《本心》井本の言いたい事は痛い位解ってるよ。 俺の落ち込むンが嫌なんやな。 ‥鬱陶しい‥    面倒くさい‥ けど‥俺な、もたへんねん ‥気持ちが理性を追い越してしもうて いつか きっと バレてしまうから‥ ‥相方って立場まで失なってしまうから 井本の瞳が俺の手元を見つめた。 「ナンヤったら俺フォローしたろか?  ユーザー名教えて」 切な気に聴こえた気がして 「アカン!アカン!井本がフォローしたらアカン!」 井本が心配してくれるのが嬉しくて、恥ずかしくて、キツく言ってしもた。 自分でわかってんねん きっと《相方》立場を利用して、甘えてしまうから‥ 今日かて、ソウやのに‥ 勝手に恋人面して、ウキウキして、飯までこさえて‥ 誰も知らん方がええねん  ‥‥これは《本心》  マァ日記みたいに気長にするし、  ‥‥っていうか、想いを綴る為やから  誰のフォローワーにも成らんと思う‥‥  ‥‥友達欲しい訳やないから  只、共感してくれる同じ悩み持った奴を  みつけたいなぁ~  ‥‥これも《本心》 このままやと井本への想いが穢れた‥抱いてはいけない事のように思えて‥ ただ純粋に傍にいても 大丈夫って、同じ悩みの人出逢いたいねん ‥甘ちゃんやねん‥ やから‥最初のツィートは 『出逢えて良かった。ありがと』       そして‥ 『嫌いにならんとって‥     離れんとって‥‥  この想いが消えてなくならんように』
/384ページ

最初のコメントを投稿しよう!

71人が本棚に入れています
本棚に追加