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持ってきた刀と水鉄砲を腰のベルトに取り付けるのを手伝う。 「ほら、出来た。‥たかちゃん、格好ええねぇ。かずくん惚れ直してしまうで。」と、ゆうと嬉しそに喜んでポーズをとる。 ‥ホンマ、可愛ええ。何してても天使やァ。‥ 「かじゅくん、かっこええ?」 「うん、格好ええねぇ。まるでヒーローやな。」 「ホンマ?‥じゃぁ、これでかじゅくんまもれりゅ?‥ずっと、いっしょにおれりゅね。」 そう言ってまた、ポーズをとる。 ‥何でなん?俺を護るって‥‥いっつもゆうてるな。 って事は、‥井本も‥‥? 考え込んでいる間に忘れられていた苺をたかちゃんがキッチンで綺麗に洗いお皿に分けている。 少し鼻唄混じりでご機嫌が良いようだ。 ふと見ると、お皿が3つ。 「たかちゃん?‥何で3つなん?」 「やって、たかちゃんやろ、かじゅくんやろ、いのもとやろ、‥ほら、3つやろ。」 と、指を折って数を数えている。 「そっかぁ、‥かずくんはええから。たかちゃんが食べぃ。」 「ええの?」と嬉しそに笑い 「かじゅくんのぶんは、いのもととはんぶんこすりゅな。」 「ええよ。‥たかちゃんは優しいな。」 ‥ってゆうても、全部おんなじ腹の中なんやけどな。 そう思って苦笑いをしている俺の横に座る。 手には一番大きな苺。‥ 「‥?ン? どうしたン?」 俺の問いにニカッと笑って、「かじゅくん、てかして。」と左手を引っ張る。 ‥何や、‥ 不思議そにしている俺の方をもう一度見て、 「あのな、これルビーやろ?‥やから、かじゅくんのゆびわやで。」 そう言って苺の柄を指に回す。 「かじゅくん、よぉにあってんで。かわいいなぁ。‥かじゅくんはぼくのおよめさんやで。‥やくそくな。」 「///‥えっ、‥///そっ、そうなん‥‥」 照れて返事がまともに出来ない俺を少し睨み、 「いやなん‥?」と拗ねる。 「嫌やない。‥」 ‥って、何で俺たかちゃんに口説かれてンねんな。‥///でも‥嬉しい たかちゃんがそうゆうてるって事は‥‥井本も‥?!‥アカンって///‥嬉し過ぎぃーー! 真っ赤になった俺の頬にチュッとキスをする。
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