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少し気分も晴れて、頭を拭きながらリビングに向かう。裸眼のままで余りよく見えない。
「藤原~!眼鏡取ってきて~」
キッチンに話しかけソファーに座る。
「ハイ眼鏡!ちゃんとわかりやすいトコに
置いときや 捜したやン」嬉しそうに持ってくる。そんな時まで携帯でツィートしてる‥‥
腹立つのを通り越し‥呆れてまうやん
「洗濯セットするで‥ついでに洗うのない
か?面倒くさいからまとめてや」
「ほなっ ついでにお願いしますー」
ええようー と言いながら洗濯をセットする井本。
藤原は皿を持って
「ほなっ 朝メシな‥玉子サンドとピザな~
後はソイラテ~食べようか」
一緒に暮らしてる様な錯覚に陥る
‥‥ふたり‥‥
そんな気持ち悟られないようわざと、
ぶっきらぼうに
「‥トーストでよかったのに‥」
わざと茶化して
「愛想ない事言わんと‥大きなられへんよ
はい!頂きます。」
「おん‥頂きます。」
「ウマッ‥食べやすいし!スゴイわー!
期待しただけの事あるわ」
凄く美味しそうに食べるので作った甲斐がある。
「残さんと食べや」
『●さんが俺の料理ベタ褒めー!幸せ!』
ギロリッと睨まんでも‥
「ふ~じ~わ~ら~さ~ん‥
ええ加減にしなさい」
「はいっ!‥」
愉しいのは最初だけじゃ!って怒られた‥
だってねぇ~想いが綴れるってこんなに幸せな事なんて、知らんかったンや‥昨日から何回って形にしたかわからへん‥
バレてもええような
かまへんような‥
アレッ一緒やン って
‥‥ホンマはバレたらおしまいや‥‥
‥けど‥胸の中がムズかゆい‥
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