ツィッター ってありかも!

2/5

71人が本棚に入れています
本棚に追加
/384ページ
何日かして、アイツのフォローとメール通知設定をした。 そのせいで朝起きるとツィートをチェックする。いつもながらスゴイ量だ。 返信は余りしない。ただ言葉の端々に落ち込む気配を感じた時だけ 少し雑談を交わす程度‥ ‥マァ ツィートだけの相手やから都合のええ  ダチみたいなもんやろ ‥だから俺も優しく応えてやれる ‥体裁もプライドも関係なく ‥やけど 藤原!コイツは腹立つ----!  何っやねん!楽屋でも 移動中でも!  ちょっとは携帯やめてんか!  ここ1ヶ月ずっと ずーッとやで! 「友達できてよかったな!」凄味を利かせて嫌味を云う。 ソレから睨み付けると背中を向けて何処かに行くのだが、ソレがまた面白くない。 仕方なく俺も携帯をチェックする。最近感じてきた事だが、内容が俺とシンクロしはじめている。 ‥まさかな‥‥‥ 『●さん睨み付けます。視線が痛い‥』 ‥ほら‥‥ 気が付いたのは先週のロケ。牛乳飲んで腹痛なった時 『牛乳飲んだら痛~なるのに』 『●さんヤンキー座りで喫煙中』 『移動中にうたた寝~俺の上着掛けてます』 『ありがと‥家までのせてくれて』 ‥これ全部俺の事やン‥ ‥これ藤原なんかな 楽屋のドアが開き戻って来た。雑誌を読んでいるふりをしながら藤原の方を見ず 「なぁ~藤原今日終わったらメシどう?」 カマをかけてみる。 「‥おんっ!行く」嬉しそうに頬杖をついていう。 少し経ってから 『ナンかあったんやろか‥けどホンマに嬉しい』 携帯でツィートみながら ‥ビミョーやね こんなけじゃわからん ‥って このツィートが藤原やったら●は俺 ‥アハハハ そんな訳ないわ
/384ページ

最初のコメントを投稿しよう!

71人が本棚に入れています
本棚に追加