ツィッター ってありかも!

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出番が済み俺は藤原に 「ごめん 用事出来てしもた。  メシはまた今度」 「かまへんで‥また今度な」 項垂れた藤原に罪悪感を感じながらも、ツィート主が誰なのかの方が知りたかった。 ちゃうわ‥藤原なのかを知りたかった。 俺は藤原の家の近くのコンビニに車を止めた。 携帯を取りだしチェックする。 『はぁー淋しい。ぬか喜びやん 写メでも見て癒されよ‥』ツィートがある。 だから俺は 『どうしたん?慰めたろか?外か?』少し待つ。 中々返事がない。 待ってる時間が長く感じる 『ドタキャンされました‥家でヤケ酒しよかな』 ヤッパ藤原や! 部屋の隅で膝を抱えて俯いている藤原の姿が浮かぶ。 そのまま藤原のマンションへ向かい 駐車場へ 『ドタキャンって最低なやっちゃ!!』 ロビーに向かう。送信。 『ちゃうよ!最低と‥ただ友達が多いだけじゃ!』 エレベーターにのる。 『俺にのりかえたら‥泣かしたりせーへんよ』 ドアの前 送信。 『アハハーそんなアホな事言わんとって』 チャイムを鳴らす。 『大丈夫絶対泣かしたりせんから』 携帯を片手に藤原が出迎える。送信待ち 「ど‥どうしたん‥‥」泣いてたのか目が赤い。 「中‥入ってもええ?」先程のツィートを送信した。 リビングに通され、藤原の携帯が着信を知らせる。 「携帯鳴ってンで」はよでたりと付け足すように言うと 「いやかまへん‥井本用事出来たんとちゃうん?なっ‥」驚いたままの藤原の目の前で携帯を弄る。 『今 泣いてたんやろ』送信。 「ナンやねん!携帯ばっかりしてて悪かった」 そのせいで俺が腹を立て乗り込んで来たと勘違いしてる。 「ちゃうよ そんなんで来たんやない」唇を噛んで泣きそな藤原に優しく言う。 「ほら‥携帯鳴ってンで」はよでたり‥優しく笑って言う。
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