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呼び出し音が鳴っている。取り敢えず一回切って、直ぐにかけなおす。
‥アイツがいつもやってたやり方や‥
‥ホンマに鬱陶しわ‥
スピーカーホンにして、呼び出し音を聞く。
トゥルルートゥルルー‥カチャッ
「はぃ‥「アホかー!お前は何考えてンねん!!」‥アハハハ~やっぱりばれたかぁ~」
井本が電話相手を確認せずにいきなり怒鳴り付ける。出た相手も驚きもせずに笑っている。
なんやねんこの感じ‥この二人‥
「友達みたいやん‥」思わず口に出る。
ジロッと睨まれると小さくなりそになるが、気にせず続ける。
藤「んで‥今回はどういうコトかなー?説
明してもらおか!」
女「あれ?藤も居るん?いやぁ久しぶり」
藤「‥」言葉にならへん。
何で明るいねん。
女「可愛いがってもらった~?」追い討ちをかけられる。
藤「ぇっ‥///‥」顔が熱くなる。
藤「‥うっ‥うっさいわー!余計なお世話
じゃ!人の話聞けや!‥ホンマになんや
ねん」
井本が押され気味の俺をみて大笑いしてる‥‥
女「えらい強気やン~ばらすぞッと」
藤「チッ‥お前はー!えげつないな‥全然
変わってへんやん。」
きつい口調の割りには愉しげに話をしてる自分に驚く。
井「アハハハ~かなわんやっちゃな‥あんまり
苛めんとっちゃって~後で大変やから
‥それにしても何のようやねん」
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