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ヤッパ最強やわ‥この女‥(藤・談)
「チッ‥なんでやねんなー!俺悪ないやろ」
その辺にあったクッションにパンチを入れて、睨み付けられる。
「い‥いやちゃうねん‥あれはホンマに‥」
「ふ~じ~!黙っとき!」
「はい‥」
‥怖いです‥昔はもうちょっと優しかったよな‥何で俺両方から脅されなアカンねん。
「‥ほなっあれかい‥藤原が泣いとったか
ら手紙かい‥」
「そや~、アタシしかおらんやんそんな事す
んのは。井本が悪いから謝ってや!」
アカンやン、謝れの一点張りや‥ホンマに恐ろしい女やわ‥
「約束は約束や。泣かしたンは間違いない
アタシは井本を好きな藤が好きやねん。何
の為にお前がおんねんな。藤が笑ってら
れるようにやろー!謝れ!」
えらい剣幕でまくし立てられ流石の井本も言葉に詰まる。
一体いつの間に、そんな約束したン?
チラッと見ると、益々縦皺がーー!後が怖いやン‥
「なぁ‥大丈夫やから‥もう泣いてへんし
あれは俺の勘違いやねん」
「藤‥もっとちゃんと言わなアカンよ。遠慮
したらアカン。言葉にせな伝わらへん。
ホンマに心配やわ‥井本アホやから」
うっわぁー!口悪過ぎですやん‥
「‥誰がアホやねん!ええ加減にせぃー!
ちゃんと俺は可愛いがっとるし、お前
に心配してもらうような事一個もない
わー!ボケっ!」
いややぁ‥ここにも口の悪いのが居った
サラッと恥ずかしい事ゆうし‥
もう俺黙っとこ‥
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