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私も陽波が羨ましい
容姿も性格も何もかも
自分に無いものを持つ二人だから惹かれたのだろうか
何だかそれは悲しいな
でも誉めてもらえたのは嬉しくて
「…私も陽波が羨ましい」
「何かに必死になりたい。囚われず行動できる様に見えるのは、私が何にも引き止めてもらえないくらいの生き物だからよ」
陽波はただ私を見つめていた
真っ直ぐに私だけを見るその瞳に怒りを覚えるくらい、透き通った瞳でー…
その瞳にも他の人が映るの?
私以外を見ているの?
私は貴女しか見れないのに
私は貴女以外見れるものが無いのに
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