依存

7/9
前へ
/34ページ
次へ
ちょうど良い、低くも高くもない様な男の人の声にたじろいでしまう 「も…しもし…ッ」 「緊張しすぎだよ」 クックックと彼は笑う 何だか恥ずかしくなってきてしまって、私は赤面した 「電話…とか、初めて、なんです。男の人とするの」 「そっかそっか。まぁ俺もだよ。」 蒼は私に沢山の話をしてくれた 蒼と話す時間はとても楽しくて、にやけが止まらずにいた 「あ、もうこんな時間だよ…眠くない?大丈夫?海」 「私は大丈夫ですよ。蒼さんこそ平気ですか…?」 「そっかそっか。まぁ俺は大丈夫だよ」 もう少し一緒に居られるね、と蒼は私をからかった
/34ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加