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「そんなに見たいか?しょうがないなぁ……」
虎一は机の引き出しから何かを取出した。
見た感じ、ちょっと小さめのウエストバッグみたいだけど。
「実はさ、今朝これがポストに入ってたんだよ」
虎一は満面な笑みを浮かべ、床に座りこんだ。
そしてウエストバッグを開け、中からスマートフォンみたいな物と黒いヘアバンドに説明書らしき本を取り出す。
これが何だってんだ?
俺は疑問に思い、それが何なのかを聞いてみた。
虎一はスマホらしきものを手に持ち、俺の顔の前に突き出した。
「じゃーん!これはあの噂になってる呪いのゲームだぞ」
呪いゲーム?
何の事だろ?
初めはよく分からずにいたが、ある1つの事を思い出した。
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