十面相-3人目の私-

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―若干ざわつきの収まった教室で少女は席を立ち、少年に話しかけた。 少女「貴方、少し興味があるわ。この私に着いてきなさい。」 少年「…え、ちょ、なに」 引きずられるように教室から連れていかれた。 向かった先は人通りのあまり多くない渡り廊下だった。 少年「…僕になにか用?」 少女「…(ボソッ」 少年「え?ごめん、聞こえなかったもう一回💦」 少女「…メ…」 少年「え、メ?」 少女「…め、メルアド教えなさいよ!」 少年「え、あ、う…メルアドか、いいよ」 少女「…ホッ、ありがとう」 少年(なんだろ、またコレ絶対別人だよ…)
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