╋芋日記╋

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『久々だな ヴェストの部屋は、やっぱりあいつの部屋は綺麗すぎるぜ』 ケセッと笑いながらあいつの部屋に入った 俺が 出ていく前とは やはり 違う部屋 俺が知らない物が 置かれている部屋 ゆっくり 部屋を見渡して見ても やはり 違う 見知らぬ本や小物 『イタちゃんや日本に持ったのか?それとも、坊ちゃんか?』 本棚に手をかけてみる 知らない本がいろいろある やはり 俺達の離れていた時間は長すぎな バサッ 『ん? なんか落ちたか?』 机の上から何か落ちたみたいで拾いに行くと落ちていたのは ヴェストの日記だった 『これ…ヴェストの日記じゃねぇか…めずらしいな あいつ これだけは絶対隠すのによぅ』 あいつの日記 これを 読めばあいつの今の気持ちがわかるかもしれねぇ そんな 思いが俺の頭によぎる 『だが これはさすがに やべぇよなぁ』 そうだ これは さすがにやっちゃいけねぇことだ わかってるんだぜ だが 俺は…… 、
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