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「それで了承したのか?」 まあそう。頷いて、呆れている笹木に眉を下げる。いやだってね笹木。 「みきちゃんの上目遣いすっごい可愛いーんだって!何かお願いされたら断れないと言うか。こう、キラキラした瞳でお願いします夏樹さん、とか言われちゃうとさ、分かりましたー!ってなっちゃうんだってー」 思えばみきちゃんの家はみんな着せ替えが好きだよな。何でだろう。 「お前、夏樹さ」 「うん?」 「…はあ。まあ可愛い子だったよな」
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