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「でもやっぱ、気分良くないから。分かるか?」
コクコク頷いていたら、笹木はクスリと笑って額を重ねてきた。ひいー、至近距離過ぎるよ笹木!
「それくらい好きだから」
……ギャー!!
ちょ、ちょっと待って笹木!何て事を言うんですかー!
「うう、死にそう…幸せ過ぎる…」
「はは、俺も」
鼻がくっついたと思ったら、口もくっついた。すぐに離れて、笹木の手が俺の後頭に回ってまた重なった。
あ…深いキスだ。目を閉じて、クラクラしながら必死に応えた。も、蕩けそう…。
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