はじまりのあさ

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後ろから、何時も元気な私の親友が走って近づいて来ていた。 『おはよう。羽結。今日も元気いっぱいね。 でも、何時もより少し遅いのね。もしかして、 バイト??』 クールに話す冬菜をじーっと見つめながら。 「おはよう冬菜。今日も、クールなのね。 たまには、はしゃいでる冬菜を見てみたい!! やってみて。」 『何をするの??』 と、見つめ返す冬菜。 「だから、【きゃーー羽結今日も寒いわね(*^ー゚)】 とかさ!」 はーー と。溜め息をついてから。 『羽結。 それって私のキャラじゃぁ無いし。やらないよ。』 って、言いながら歩き出す冬菜。そんな背中を追いかける羽結は、少し笑っている。 そんな羽結を見て冬菜も笑っている。 冬菜の笑顔は愛らしく、誰もが目を奪われるくらい美しい。 その笑顔は、通り過ぎる皆が振り返る。 2人揃って教室に向かいながら。。 さっきの話の続きを・・・・・
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