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次の日
ピンポーン
「邪魔するぞ!!」
インターホンが鳴ると同時に桜花さんがドアを勢いよく開け、入ってきた。
とゆうか、インターホンの意味がないよ・・・
「雅己よ!!麗華を連れて来たぞ!!あと、雅人は何処にいる!?」
「に、二階にいると思います」
「そうか・・・雅人!!出てこい!!話がある!!」
リビングに抱えてきた麗華を置いていき、二階へと走って行った。
「や、やあ」
「うん」
「大変だね・・・」
「もう慣れた・・・」
「遊ぶ?」
「うん!!」
その日から麗華は僕の家に来たり、僕が麗華の家に遊びに行ったりした。
こんな幸せが続くと思っていたけど甘かった・・・
僕らは中学生になっても仲が良かった。
しかし、麗華に異変が起きた・・・
一緒に登校しようとしたら、逃げられるし、昼休みもご飯を一緒に食べられない・・・
何か悪い事をしたと思い、謝ったが効果がなかった・・・
それでも、僕は麗華と一緒に居たかった・・・
でも、ある日麗華の友達と麗華が話している所を聞いてしまった。
「ねぇ?麗華って、濱田と付き合ってるの?www」
「べ、別に付き合ってなんかによ~」
「嘘嘘~いつも濱田が着いてきてるじゃん(笑)」
「あんな奴のどこがいいってのよ!!嫌いよ!!あんな奴!!」
嫌い・・・
その言葉を聞いた瞬間、僕の中で何かが壊れた・・・
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