隣の席のきみ。

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教科書は全てロッカ-の中。 体育の授業以外は ほとんど爆睡状態。 ‥‥なのにテストの成績はいつも1番なんだよね。 「北山くん、すごいよね。」 「俺がすごい?やだな-(笑)俺なんかより、一ノ瀬さんのほうがすごいでしょ。‥授業なんて聞いてらんないよ俺。」 そう言って笑う北山くん。 「そうだ!北山くんってやめてよ。」 「え?」 「宏光って呼んで?」 そう言って、私の顔を覗き込む。 いきなり、綺麗な顔がドアップで飛び込んできてびっくりした私は‥ ―ガタン! びっくりして椅子から落ちそうになった。 _
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