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自分でもわからない。
何が起きたんだ、俺の体に？
｢おい､雅司!ヤベぇぞ!!
警察だ!!｣
騒ぎを見ていた店長が通報したようだ!
逃げなきゃ!!
｢はなせよ!!!｣
俺は力いっぱい二人を振りほどこうと暴れる
すると…
｢うわっ!!｣
まるで二人がボールのように吹き飛び、天井にぶつかると､
床をバウンドして倒れた。
首やら腕やらが変な方向を向いている
｢し､死んでる!!｣
俺がやったのか!?まるで重さを感じなかった……
もう１人の仲間は慌てて逃げ出す!
俺は逃げる奴を無意識に追った!
片足に力を入れると凄いスピードで追いつきそのまま力まかせに殴った!
ボンッと爆発するような音がして､ソイツの頭は破裂した
ピクピクとまだ少し動いている雅司の仲間を尻目に、自分の手を見つめる
｢力があふれてくる……｣
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