聖夜

3/3
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
貴方は この聖なる夜に 何を感じるだろうか Christmasとは キリストの誕生日らしいが 今どき そちらを意識する人の方が 珍しいものだ。 空を見上げれば オリオン座が光り輝いている。 街を見渡せば 照明が光り輝いている。 凍えるような寒さの中、 人の温もりや活気を1番 感じれる日なのかもしれない。 人の温もりは 常に不足している。 需要と供給のバランスが とれていない。 需要が高すぎる上に 出し惜しみをする人が ほとんどだからであろう。 ストレス社会の中では どうしても人肌や温もりが恋しくなる。 それは すがる場所が欲しいから。 支えが欲しいから。 助けて欲しいから。 色々あるかと思う。が、 全ての理由がたどり着く 根本的な原因はなんだろう おそらく、 人は独りでは生きられないから なのだと私は思う。 元来、集団行動を主体と して生活してきた人間は、 独りで行動する。 という事柄に 本能的に慣れていないのでは ないだろうか。 誰かが側にいる。 それだけで安心する。 まさにこのことだと思う。 だから、身近な人を大切に すべきだ。 家族や親友。心許せる人なら 誰でも良い。 大切にすべきだ。 それが貴方自身を大切にし、 救うことにつながるはず。 貴方を1番知ってるのは もちろん貴方自身だけれど、 案外貴方のことに貴方自身が 気づかないこともある。 そのことは 貴方を2番目に良く知っている 家族や親友。 彼らが気づかせてくれる。 その 自分自身で気づけないことが 人の温もりということ だと思うから。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!