◇第4章◇

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「んーと………アーサー?」 フランシスが向いた先にいたのはアーサーだった。 英「……まぁ確かにやったのは俺だ。ちょっとした実験みたいなものだけどな」 中「あいやーっ!菊で実験してんじゃねぇあるあへん!!(怒」 ポカポカポカ 英「Σ痛っ!わ、悪いっ、悪かった!!だから叩くな!!(汗」 日「Σに、にーに!ダメですよっ!!(汗」 アーサーをポカポカと叩く耀を菊が止めようとするけど、小さな子供になっている為そう簡単には止められなかった。 仏「さすが菊、この時から既に空気が読めるみたいだねー」 「まぁ日本人が生まれた時から持ってるスキルだからねー(笑」 露「うふっ♪頑張れちび日本君~」 米「HAHAHA!くたばれアーサー!」 2人を止めるのに必死な菊を、僕達は父兄になった気分で見ていた(笑 英「Σお前らは話してないで早く助けろっ!!(怒」 …そろそろ菊(とアーサー)が可哀想だから助けてあげよう。 「まぁまぁ落ち着いて耀。僕は小さい菊が見れてよかったし…それに、ちゃんと元に戻るんだよねアーサー?」 英「あぁ、時間が経てば戻るぞ」 「じゃあこれで解決!」 僕がそう言うと、耀も理解したのか叩くのを止めた。 日「つぅ!凄いです!!私ではとても…」 「菊も凄いよ。喧嘩してる間に入るってなかなか出来ないことだよ。2人を止めてくれてありがとね」 そう言って僕が菊の頭を撫でれば菊は照れくさそうに笑った。
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