初恋

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初恋

美織side ~高校2年初春~ 「みぉ~!おはよぉ~☆」 「あっゆかおはよっ☆」 私山崎美織は今日高校2年生なった。 高校に入ったら素敵な恋ができるって思って早1年…未だ何も変化なしの日常(苦笑) 2年になっても素敵な恋が見つからなかったらどうしようとかなり弱気な事を最近毎日のように思ってしまう…。 「ねぇみお聞いてる?」 「えっ!!あっごめん!ちょっとボッとしてた(笑)」 「もぉ~また『2年生になったけど恋愛できるかなぁ♪』とか考えてたんでしょ~」 グサッ← 「ゆかゎ何でもわかっちゃうんだね(笑)」 「当たり前でしょ! だてに14年も親友やってないよぉ」 ゆかこと、半澤ゆかりは私の唯一幼稚園の頃からの親友でなんども私の愚痴を聞いてくれた(笑) 私の一番の理解者である。 「でもさぁ、みおが恋愛できないのって絶対可笑しいよっ!」 「いやっおかしくないって~」 「だってみお可愛いもん!!小型だし美形だし頭も運動神経も抜群にいいじゃん!」 「そんな人どこにでもいるよぉ~」 「それにっ!!みお去年のK高文化祭でやった学校1可愛い子決定戦で一昨年まで1位だった三浦友恵先輩をずば抜けて超した堂々の1位に輝いたんだよっ!! 男子共が黙ってないって!! ひそかにみおのファンクラブまでできてるんだよっ!!」 「ゆか声でかい!!」 「そんなの関係ないって」 「いやっまたあんな恥ずかしい思いしたくないんだよ私〃〃」 「そぉやって恥ずかしがってるのも可愛いんだよっ!! 私が男だったら真っ先に告ってるよ!!」 「そんな大袈裟な(笑)」 「笑い事じゃないよぉ~」 そんなことを言いながら私たちゎ2年の新しいクラスが書いてある表の前に行った。 「あった!やった!みおと同じだよっ!!」 どうやら私とゆかは同じクラスらしい♪ 「やったぁ♪ゆかがいてくれて心強いよ♪」 「ははっ(笑)これからまた1年よろしくねぇ♪」 「うんっよろしくぅ♪」 2人で笑いながら新しいクラスの2年B組に向かった。
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