意外なナイト君

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「…やめろよ」  俺が夏見に襲われそうになったその時、夏見を止めたのは、実だった。  おおー!  実ナイスっ!かっこいいよ…!ついでに夏見に襲われてくれッ!…俺の代わりに。 「…総長くん、君はそんなに僕に殺られたいの?」  ヤる…なんて!夏見はなんて正直なんだ!←殺るの間違い 「ちがうっ!俺は、寝ぼけている朋を襲おうとするお前が気に入らないだけで…」 「寝ぼけてなかったらいいの?」 「そういう訳じゃねーっ!……てめぇ、ヤるか?」 「いいね~♪楽しそうだ」  ヤる…?ヤるって、今ここでッ!?←喧嘩の間違い  ちょっ…お兄さんたち、そんな刺激的な…!  夏見と実は、顔を近づけ合って、睨みあっている。(夏見は笑いながらだが)  ヤ…ヤばいよ…!体内から赤い液体出る…! 「あ…っん…二人とも…っ。俺の目の前でそんな…んっ…ふ、ぁ…も…出る…あっ…」 ((ナニが―――――――――ッ!?)) 「…朋っ///お願いだから、それヤメテ…」 「朋…(ヤバい…俺、勃った…///」 「…にゃにが…?」  あーもう、二人が顔近づけながら顔赤らめるから、出ちゃったじゃナイカ☆  鼻血が。 「あ…俺、邪魔だったかな…?」  そうだよね…この二人明日から付き合うんだし。  俺ってば、マジKY☆ 「ごめんねッ☆俺邪魔だったみたい。ベットルームに戻るから、ごゆっくり~♪」  俺は鼻を押さえながらそう言った。  でももう、鼻血出てるけどね…。  手の隙間から、血がボトボトと落ちていく。  血ってなんかヤラシイよね☆  俺は、スキップしながらリビングを出て行った。  明日は赤飯炊いてやろう☆
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