第1章

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みかん狩り 3 ある日、原稿が刷り終わった後、僕は彼女を女子寮まで送った。 その途中、僕は立ち止まると、彼女に言った。 「キスして見ようか」 「本気なの?」 「ああ」 僕は彼女を抱き寄せると、その赤い唇にキスした。 柔らかな感触が伝わって来た。 僕はもう一度キスした。 生まれて初めてのキスだった。 それから僕と彼女は急速に親しくなって行った。
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