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施設に入った俺は誰とでも話せる明るい性格のお陰で男子部の子とも、女子部の子ともすぐに仲良くなれた。
下の子達からはお兄さん的存在だったのかもしれない。
スポーツが好きな俺は、下の子達とサッカーしたり野球したり、女子部の子達とはバレーやバスケをして施設での生活を過ごした。
1月には新しい高校も決まり遠かったが楽しく毎日を過ごした。
そんなある日。
学校から帰ったら女子部の女の子が俺の帰りを待っていた。
「ちょっと良い?」
とその子に言われ戸惑いながらも俺は話しを聞く事にした。
話しを聞いてると、その子はずっと俺の事が好きだったらしく恥ずかしがりながら俺に
「付き合ってください」
と告白して来た。
でも、俺にも好きな人はいた。
しかし、俺の好きな子は年齢が離れ過ぎてたし、この子を悲しませたくないとの思いから告白を受ける事にした。
それから何ヶ月かたったある日、また女の子から告白受けた。でも、その時は嬉しかった。だって俺がずっと好きだったのは君だったから。
でも、俺は断った。なぜなら今彼女がいたから。
後から聞いた話しだと君は凄くないていたみたいだね。
僕も本当は断りたく無かった。君の事が好きだったから。
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