哀しい真実

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慶「ん…。」 『気がついた?慶太くん』 慶「おじさん…。あ、オレ…。」 『あっ、起きちゃだめ。』 慶「あの…おれ…。」 『発作が起きて倒れたんだよ。』 慶「…発作。」 『このまま入院してもらうからね。』 慶「…!!入院は嫌です!」 『慶太くん…入院しないと…家族には言ってないから大丈夫だよ…。』 慶「…入院するわけには…俺には…弟が居るんです!」 『えっ…弟?』 慶「…血は繋がってないけど…2人…。 『耕太くんと稔くんの事?それなら成太に頼むから…。』 慶「(大きく首を振る)成太には言わないでください!もちろん耕太と稔にも…後、智也と亮也にも…。」 『慶太くん…。』 慶「…お願いします…成太達には言わないでください…。」 『分かった…分かったよ。でも入院はしてもらいますよ。』 慶「…1日だけ家に居させてください…。」 『1日だけですよ。』 慶「ありがとうございます…。」
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