悲しみを乗り越えて

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稔「離して!離してよ!」 耕「うっ…!!」 耕太が稔に腹を殴られる 亮「耕太!」 耕「ごほっ…ごほっ…。」 亮「耕太、もうよせよ!」 耕「…痛っ!」 亮「耕太、もうボロボロやんか!」 看護婦さん達が入って来て稔が押さえられる。 耕「…!!止めて!稔を離せ!!」 「耕太くん!大丈夫安定剤打つだけだから。」 耕「……み…。」 意識がふらっとなくなった。 亮「おい!耕太!」 「大丈夫よ気を失ってるだけみたい。」 亮「…良かった。」 「亮也くん。」 亮「おじさん、稔は?」 「大丈夫落ち着いた。」 亮「何があったんですか?」 「それがねぇ…私にもよくわからなくてね」 亮「えっ?」 「耕太くんに聞かないと分からないんだ。」 亮「そうですか…。」 「耕太くんの様子見に行くから亮也くんは成太の所へ行きなさい。」 亮「…はい。」
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