クリスマス

9/11
前へ
/13ページ
次へ
私の涙腺はもう、崩壊していた。 「バイト先の先輩にいい場所教えてもらってただけだよ……」 「ごめんねぇっ!! 誤解しちゃって……」 バカだな、私。勘違いなんかして。 すると、勇司は、 「はめていい?」 指輪を手に持ちながらそう言った。 「もちろんっ」 そして、勇司は私の指に指輪をはめた。 「ありがとう……」
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加