出会い

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「!?」 何故に!? 何故、何故に!? わかったの? え? 何、俺の天才性ってこんなもん?ちょっ、見抜かれてたとか恥ずっ! なんだこれ。 「その顔はどうやら図星みたいね~。実はミキは、天才ちゃんなんだよ~」 うん。 どうやらそうみたいだけれど、胸を張るのはやめてくれないかな。胸部の膨らみの、主張の激しさが3割増しになってるからっ! まったく、辺りが暗くて助かったぜ。さっきから心拍数の上昇度が異様だもの。絶対に顔真っ赤だもん。 「正解です、三木さん。どうしてわかったn……」 三木さんは俺の口に手をやって言葉を制した。 「その話は、あーとーで。まぁついて来てよ。」 そういうと、三木さんはクルッと方向転換してスタスタ歩き始めてしまった。 「ど、どこに?」 なんだか理解不能な脳内回路をお持ちになっているようです。 「いいから来るのぉ!早くぅ!」 怒られた。。。 「わかったよ。」 っていつの間にか手を引かれてるんだけど。 ちょっと、体温が、三木さんの体温、、、、た、体、、たいいい…… 「ほら、ボーッとしないで自分であるいてよぉ!」
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