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お家
間違いない。これは間違いなく家に泊めてくれるパターンのやつだ。
ミキに腕を引かれてだいぶ歩いた。
町並みはすっかり都会から高級住宅街に変わっていた。
もしかして三木って、スッゴいお金持ちの娘とかなのか?とか思っていると、
「ついたの。」
そこにはプール付の庭の真っ白な…城みたいな家。。
では無く、
まるで、100人乗っても大丈夫そうな感じのー…
「ってコレ物置だろうがぁあ!!!」
「失礼だよ。これは『ミキハウス』なのです。」
まて、コレがもし本当の三木の家なら家に家族がいてもおかしくない。
ましてや!
今更ながら初対面の俺が三木の家族に
「今日、泊めてもらえませんでしょうかー…?」
ってシュールにも程があるだろ!?
ってかホントにこの100人乗っても大丈夫そうな感じの家に三木の家族がいるのか??
ってか中が異様に気になるぅう!!!!
と、異様な衝動にかられてミキハウスとやらのスライドドアに手を伸ばそうとしたときだ。
「あ、中に親がいるからピンポン押した方がイイって思うな♪」
いんのかあ!?
ってか、物置にインターホンなんかあるのか!?
「じょーだん♪あ、でもピンポンはあるよ。押す?」
どーゆーことだよーー…(爆)
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