▽Premonition

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少しだけ長い感覚から解放された私の視界は不明瞭なモノから、くっきりとしたモノに変わった。 今回もそんなに大したことはない、日常風景を見ただけだった。 浮遊感に似たこれは、いつ来るかわからないから少し困っている。 今もまさに、そうなのだ。 絶賛通学中な私からすれば、満員電車でこんなのは酔いを増長させる迷惑なものでしかない。
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