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教室に行くとまだ人は全然いなくて私が一番乗りだった。
(どうしよう… 緊張するよ。心臓止まりそう…。)
ドキドキして席に座るとガラッとドアが開いた。
(きゃー!!)
驚いて心臓が止まりそうと聞いたことがあるけどきっとこのことだろう。
心臓のある部分を押さえながら後ろを向く。
そこにいたのは黒髪で少し学ランを着くずした背の高い男子がいた。
その男子は私の右側の席に座った。
えっと…
どうしよう。何か話した方がいいのかな?
「あっ 私琴吹 花音っていうんだ。よろしくね…」
静かな教室に響く私の声。
(はっ 恥ずかしい…)
「……」
「あはははー。」
(穴があったら埋まりたい…。)←嘘です
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