入学式

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「二宮 龍騎。」 「…へ?」 「二宮 龍騎。よろしく。」 こっちを見て挨拶する 二宮君。 怖そうだなぁと思っていたけど優しいな。 「うん、よろしく。」 男子はあまり好きではない。 だって怖いから。 でも、二宮君なら大丈夫そう。 二宮君の優しさに触れるとキュッと胸が苦しくなった。 私はこの時のこの気持ちがなんなのかわからなかった。
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